1月 192011
 

from goligabooks

GOLIGA BOOKS (ゴリーガブックス) によるホンマタカシさんインタビュー。『日本写真集史』を見ながら、日本と欧米での「写真集」の違いなどについて語っています。以下メモ。

日本の写真集
見開きで写真を掲載するのは日本ならでは。
基本的に小部数で自費出版もたくさんあった。
グラフィックデザイナーも写真家にと同様、よい仕事をしている。

日本の慣習・日本人の体質
そもそも日本には壁に絵や写真を飾る習慣がない。巻物など日本人は手のなかで鑑賞することに慣れている。それもあって当時の写真家のアウトプットはギャラリーの壁ではなく本(写真集)だった。

木村伊兵衛のプリント
木村伊兵衛はオリジナルプリントがなかったため、写真集にするときにどのような色味で印刷すれば良いのかわからなかった。

欧米に発見された日本
Martin Parr (マーティン・パー)が日本や南米の写真文化を掘り下げているのは、それらが欧米からすると全く別の、独自の文化を持っているから。

東京都写真美術館の学芸員である金子隆一氏とGOLIGA BOOKS (ゴリーガ・ブックス) の設立者Ivan Vartanian (アイヴァン・ヴァルタニアン)氏の共著『日本写真集史』、すでに絶版でなかなか見ることさえできない貴重な写真集が詳しい解説とともに紹介されています。おすすめです。

【ホンマタカシさんの本・他】
- Takashi Homma / Tokyo アメリカのApertureから出版された写真集。紙質がいいんですよね。
- ホンマタカシ / たのしい写真―よい子のための写真教室 写真関連書籍のブックガイドとしても魅力的な本。
- 日本写真集史 1956-1986 これは買って損ないです。

Takashi Homma talks about Japanese photo book culture in 1960′s to 70′s.

1月 172011
 

動画はこちら

from goligabooks

GOLIGA BOOKS (ゴリーガブックス) による荒木経惟さんインタビュー。日本の戦前期を代表する写真家、野島康三の写真に関して語っています。野島康三は1932年に中山岩太木村伊兵衛とともに写真雑誌 『光画』を創刊しています。

Nobuyoshi Araki is talking about photography of Yasuzo Nojima (1889~1964).

【荒木経惟さんの本・他】
- 荒木経惟 / 陽子 (荒木経惟写真全集) 傑作ポートレート写真集。
- 野島康三写真集 展覧会にあわせて赤々舎より出版された写真集。

1月 162011
 

from blackeyefilms

William Eggleston (ウィリアム・エグルストン) の展覧会オープニングにも出席していたDennis Hopper (デニス・ホッパー) は、エグルストンのLos Alamosプロジェクト*1の撮影旅行に同行したこともある*2旧知の仲です。デニス・ホッパー監督の代表作Easy Riderはまさにそのプロジェクトが行われている時代です。

1974年にMoMAで行われた展覧会「William Eggleston’s Guide」よりも前にこういった交流があったのですね。動画に流れる音楽はSteppenwolfによる主題歌 Born to be wild 。この曲はエグルストンのドライブのBGMになっていたんでしょうか?

*1 1966年から1974年の間に*3メンフィスやテネシーを中心にアメリカ南部を撮影したプロジェクト。2000枚以上の写真による、20冊ほどのポートフォリオ集としてまとめられるはずだったが、他のプロジェクトの優先によって手付かずのままになっていた。ようやく2003年にドイツのLudwig Museumにて展覧会が行われ、同名の写真集も刊行される。展覧会はその後2004年にアメリカのSFMOMAへ巡回。撮影には写真集にテキストも執筆しているキュレーターのWalter Hoops氏も同行していた。
*2 ソースはThomas Weskiのテキスト
*3 撮影された期間に関してはThomas Weskiのテキスト参照。

Text quote from William Eggleston’s Trust

I imagine that the trips for Los Alamos were part of a creative process. Did he go on these road trips in order to take photographs, or were the photographs the result of a time spent with friends? William Eggleston’s travelling companions were, among others, the curator Walter Hopps and the actor and director Dennis Hopper who, like the photographer, were interested in various representations of everyday life. Certainly they frequently stopped on these trips without a final destination, got out of the car, and took pictures, and hence these images are also part of the life of the photographer at the time. And yet this is not an autobiography or travelogue providing information on the course of being on the road. – excerpt from Thomas Weski’s text “Draft of a Presentation”

1月 152011
 

from wmagazinedotcom

2008年から2009年にかけてWhitney Museum of American Artにて行われた展覧会オープニングの様子。宝石きらきらな美女や、惜しくも昨年亡くなってしまった盟友Dennis Hopper (デニス・ホッパー)まで。きらびやかです。動画の前半部分のインタビューは英語字幕ついてましたので下はその訳です。

写真をはじめたきっかけ
全寮制の学校時代の親友が写真にのめり込んでた。その時自分はまったく興味持てなかったよ。ある日彼が「ダウンタウンへ行こう。そして君はカメラを買うんだ」と言った。(カメラを買って)部屋に持ち帰ってすぐに、あれこれ触って使い方を学んだんだ。途端に魅力に取り付かれたよ、そしてそれ以来ずっとだ。

カラーで撮ること
いろいろなものをカラーで見たかった。世界はカラーだからね。そしてそのことにいつも心を動かされてきた。太陽がすべてを力強く照らしだす時間帯なんかは特にね。

【William Egglestonの本】
- William Eggleston / Democratic Camera; Photographs and Video, 1961-2008 (Whitney Museum of American Art) 展覧会にあわせて刊行された写真集。もう新品は売り切れてますね。

My best friend in boarding school, he was very much interested in photography.I was completely disiinterested in it. And one day he just said we’re going downtown and you’re buying a camera. And second I got back to my room and started fiddling with it and learning how it worked. I became fascinated it and that never went away

I wanted to see a lot of things in color because the world is in color. I was affected by it all the time, particularly certain times of the day when the sun made things starkly stand out.

1月 132011
 

駅ナカ書店のブックエキスプレス東京駅京葉ストリート店でこんなフリーペーパーみつけました。

表紙の写真は浅田政志さん。鉄道博物館で撮影されたそう。

横山裕一さんの漫画つき。

ブラーブダー・ユンさんのエッセイ。

デザインはbluemarkの菊地敦己さん。

編集長は江口宏志さん、というなんとも豪華なフリーペーパー。

【浅田政志さんの本】
- 浅田政志 / 浅田家 とんでもなく手間ひまかけた家族の記念写真集。

 Posted by at 9:14 PM