5月 302011
 

数理曲線を分解・再構成した「zycles」でついに写真を離れたThomas Ruff。まだまだ写真の境界線を拡張する挑戦を続けてほしい。

「William Eggleston in the real world」レビューはこちら。 http://www.imdb.com/title/tt0443698/usercomments

エグルストンのドキュメンタリー映画「William Eggleston in the real world」、息子に三脚とカメラ持たせて何もない町やファーストフード店内を現場に来た刑事さながら対象をじっくり選び抜きシャッターは一度きり。退屈 な景色の映像と撮られた写真の対比が○。

Egglestonのインタビュー記事。本当かどうか怪しいですか彼色盲だそうです笑 http://bit.ly/7X8YQC

馬のギャロップ写真で有名なマイブリッジさん、不必要なヌード写真を調査と主張して撮りまくりあげく妻の愛人を射殺しちゃってます。だけど正真正銘パイオニアです。

自然を白黒で撮るってどうだろう?だからAnsel AdamsよりはElliot Porter。

高梨豊さんの写真集もBooks on Booksのシリーズで出版です。20世紀写真集を電子版でアーカイブし販売するってのはどうでしょう。埋もれてしまうよりは電子書籍として生き返らせるほうが良いのでは。http://www.errataeditions.com/index.html

Thomas Ruffのレクチャー http://bit.ly/cMgkuJ 初期の代表作であるポートレートシリーズは小さいプリントだと見る人は写真というメディアを意識せずリアリティを見てしまうため、長辺2m程に引き伸ばし、「写真」を見ていると意識させるようにした。

Thomas Ruff、一番客観的な写真はなんだろうと考えたところ、撮影者が何も操作できない「星」を被写体にすることに行き着いた。しかも自分では技術的に撮影できず科学写真を使うことにする。

Thomas Ruff、911が起こったときNYにいて写真を何枚か撮ったがなぜか写っていなかった。そこでインターネットで事件の写真を探したところ膨大な量の写真 があった。それがJpegシリーズを製作するきっかけとなった。彼のような人でもこういうアクシデントが引き金となるんだね。

写真集マーケットが縮小していてWalker Evansのモノグラフなどは以前2万部刷れたそうですが今は8千部が限度。小部数限定の写真集が代わりに増えているとのこと。2008年に出版された Robert Frankの”Americans”はすでに8万部売れたみたいですが。

nadiff galleryで柴田敏雄さんの”a view for grey” 展。アーロンシスキンドのあの壁の写真ぐらいかっこ良いです。明日まで。 http://bit.ly/a8gMDC Aaron Siskindの壁写真→ http://bit.ly/a5o9ir

ロモ(lomography)はそれ自体がジャンルでありコミュニティーであるってことか。

五十嵐太郎氏が建築学科の一年生に対して美しい/醜いと思う建築の写真を撮ってくる課題を出したところ、多くが美しいとされるものによくあるミニ開発や建 て売り住宅などの単純に新しい建築、醜いとされるものに工場や古びた倉庫などの古い建物を選んだ。これは氏の感覚と全く逆であった。

建築を学んでいると新しい/古いという要素は重要ではなくなり、空間のプロポーションやヴォリュームを観察する。機能的な工場や倉庫が美しいと思える感性 もモダニズム以降に育まれたもの。建築を学ぶとはこうした価値観を身につけることで一種の洗脳かもしれない。-美しい都市・醜い都市 五十嵐太郎

ロベール・ドアノーの有名な写真 http://bit.ly/czA8Bs が演出されたものだと分かっていたら皆この写真を良いと思わないのだろうか?まあ、隠してたとしたらちょっとがっかりするよね。何せ「決定的瞬間」探してた時代だから。 http://bit.ly/ds1OPw

19世紀後半の汚れたパリをナポレオン3世の命に従ってオスマンが整備した際、街の記録写真を撮ったマルヴィル。彼の撮った写真が人々の失われたパリに対しての愛着を掻き立てた。写真はしばしばきれいなものの魅力を消し、逆もまたしかり。http://bit.ly/dqzd8g

たしかにシャルル・マルヴィル(Charles Marville)のこれらの写真みてもあまり汚い感じは伝わってこないね。 http://bit.ly/cOf8cd

Ryan McGinleyの”Moonmilk”はLeica R8使ってるみたい。写真集に書いてあった。

“Moonmilk” 写真集の最初には”take nothing but pictures, leave nothing but footprints, kill nothing but time” 洞窟の掟か?

似ている写真。内山英明さんとAndreas Gursky. http://bit.ly/bf07ni この場所選んだ時点でこうなりますよね。

http://thephotographypost.com/ The Photography Post. コンテンツ豊富そうです。 http://bit.ly/cOmtHM “First, Jay Comes”というホンマタカシさんの本が紹介されてます。”Trails”海外版?

チェコの写真家 Miroslav Tichý Exhibition in NY. http://bit.ly/4sfXGb 写真家の風貌とガラクタからの自作カメラ。http://bit.ly/aQjUMJ これで女性を狙い撃ち。http://tichyocean.com/

Googleストリートビューは肖像権の侵害? http://bit.ly/9e0NIL スナップ写真は?とりあえずストリートビューをスナップするのはOK。

Gerhard Richterの森の写真集「WALD」、木の写真なのにドイツの工業製品みたい。

これ示唆に富んでいるし単純にレポートとしても面白いです。RT @tamaotto [コラム]「伊豆写真美術館杉本博司講演会レポー ト」(Gallery TANTOTEMPO 杉山武毅/TANTOTEMPO Days)

国立近代美術館のプリントスタディ(写真作品閲覧制度)、非常に見たいけど木曜日だけなんだ。残念。 http://bit.ly/aw3dxG

19世紀の後半にステレオ写真が流行し、特にヌードと風景が人気だったみたいだけど今の3Dもやっぱり流行で終わるのだろうか。どうなるか楽しみ。

Cartier Bressonのまさに決定的瞬間な写真だけを見ていくと構図が完璧すぎるせいか緊張感あるんだけどどこかコミカルだね。

William Eggleston 関連2。フェラーリ、ジャガー、ロールスロイスなどを所有しメンフィスの自宅の壁はアンティークショットガンで撃たれた穴だらけ。本当かなー。 http://bit.ly/asrOx

Photography is really amazingly difficult. Because it’s so easy as a medium and so democratic, … by Wolfgang Tillmans http://bit.ly/9XjkTl

19世紀の肖像写真家ナダールは背が高く大柄で赤髪に赤髭、スタジオの内装や看板も赤で統一。顧客を赤い服着てお出迎え(想像するとすごい)。こんなに派手なのに写真はストイックな背景なしのもちろん白黒。カラーの選択肢があったらどうなってたんだろう。

ナダールの話 – ポートレートに飽きたらパリの下水道や墓地を撮影(なんでこの被写体?)、気球に乗って初めて空から写真とったのも彼。1874年には自分のスタジオで印象派(モネやマネ、ルノアール、ドガなど参加)の展覧会を開いてます。昔の人はスケールでかい。

写真家宮崎学さんのホームページ。この感じいいよなー http://www.owlet.net/

コダック社が1900年に開発したブローニーカメラ、値段は当時1ドル(現在で25ドルほど)、ロールフィルムが15セント、現像が40セント。

19世紀にカメラが発明されて間もないころは光を効率よく取り込んで露光時間を短くするために顔を小麦粉で白くしたりしたんだって。効果あったんだろうか?

“Stare. It is the way to educate your eye, and more. Stare, pry, listen, eavesdrop. Die knowing something. You are not here long. ” W Evans

“I guess I’ve shot about 40000 negatives and of these I have about 800 pictures I like” Harry Callahan 50枚に1枚。それぐらいだよね。

中国人写真アーティストWang Qingsongのサイト。作品やそのメイキング、レビューなど充実。美術の文脈にはまってるので西洋で人気。元々画家みたい。 http://bit.ly/c7Wcr6

1850年代のナダールの時代からすでに肖像写真の修正や背景の書き込みが芸術的に問題だとかそうでないとか議論があったんだから今と大して変わんないよね。ナダールは結局写真やめて気球乗りになっちゃったけど。

Interview with Elliot Erwitt. スナップショット写真家にはインタビューに対して斜に構えてる人が多いかも。Bresson、Winograndしかり。小さいラッパみたいもので音を鳴らして振り向いた時に撮るらしい。http://bit.ly/9Pxbne

大森克己さんのブログ。2007年にマッチアンドカンパニーの町口覚さんと開催したワークショプレポートが読めます。 http://blog.omorikatsumi.com/

19世紀、乾板を使ってた頃は風景写真で空をの面積を大きくするとラティチュードがせまくて白飛びしてしまうから、階調だそうとすると水平線の位置を上げて空を狭くするしか無かったんだって。Ansel Adams と John Szarkowskiの対談。

かの有名な”The Family of Man”、参加写真家約270名に対して展示写真約500枚。1人2枚程。けどコンセプトがしっかりしているからまとまっている。200万枚の中から選ばれた訳だから当然か。それにしても38ヶ国を巡回したってすごいね。

Looking In Robert Frank’s THe Americans拾い読み。写真集を構成する83枚が撮られたフィルムの、すべてのコンタクトが見れる。1954年から1957年。これらのすべての カットを見た後で最終版を見るとそぎ落とされて芸術になった様がわかる。

凄い!この値段で185000枚、とすると1枚約5万円。単価はお買得なのでは。RT @55museum デルのCEOが$100 million以上の価値があると言われているマグナムの写真アーカイブを購入。http://bit.ly/9EzTO3

 Posted by at 5:49 PM
5月 212011
 

アメリカ人写真家Alec Soth (アレック・ソス)のパブリッシング・レーベルLittle Brown Mushroom Booksからリリースされたユニークな写真集があります。

こちらです。

 

 

表紙、地味ですね。職員室においてある先生のバインダーみたいです。表紙にはなにやら日本語の名刺がはめ込まれています。

実はこの写真集、ある日本人が1970年代に撮影した写真と、この本のためにアメリカ人Brad Zellar (ブラッド・ゼラー)が書いたテキストを組み合わせた作品なんです。自分で写真を撮らずに、すでに存在するイメージを使う、いわゆる「ファウンド・フォト」*1の手法ですね。

1972年、アメリカの大都市の交通事情をしらべるために日本の警視庁から調査員を派遣しました。その調査団に同行したEizo Otaという人物が、調査の記録写真やアメリカでのスナップ写真を残しました。この写真集は彼の写真を編集し、テキスト追加したものです。

ソスはこのEizo Otaなる40年前のほぼ無名の日本人の写真をどうやって見つけたのでしょうか?

実は今年の1月、あるアメリカ人の大学生(Michael George)が、知り合いの日本人学生から見せてもらった古い写真をいたく気に入り、自分のブログにアップしました。その写真がEizo Otaが撮影した1972年当時のアメリカだったのです。そしてその知り合いの学生、彼女はEizo Ota (太田 榮造)*2 のお孫さんなのでした。

ここで何枚か写真をお見せします。

カウボーイハットをかぶって記念撮影。

名目は交通調査ですから。

でもビキニ美女もしっかり撮影。

これぞアメリカ。

すてきなポートレート。

このブログを見たソスがこの写真を気に入り、マイケルに連絡を取り、写真集に使われることになりました。

自身のプロジェクトでも、積極的にブログやインターネットを利用するソスですが、今回はアメリカの大学生が偶然発見した写真をネット上で見つけ、それを写真集に使うというとても現代的な試みです。

テキストを担当したBrad、写真を提供した太田家の了承により、この写真集の売上げは、全額日本の震災支援のために寄付されました。

*1 ファウンド・フォトに関しては、between the booksブログの木村友紀さんの展覧会レポートでより詳しく触れてますのでこちらを読んでみてください。

木村友紀「無題」@ IZU PHOTO MUSEUM(前編)
木村友紀「無題」@ IZU PHOTO MUSEUM(後編)

*2 彼女の名前はKay Otaさん。ソス、マイケルのブログ上にはEizo Otaの日本語表記がなかったので、Kay Otaさんに連絡をとり、漢字を教えていただきました。

5月 202011
 

今ではカラー写真のキングとして知られているWilliam Eggleston(ウィリアム・エグルストン)ですが、1976年MOMAでカラー作品が初めて展示された時、Ansel Adams(アンセル・アダムス)がキュレーターのJohn Szarkowski(ジョン・シャーカフスキー)に、あの写真を展示した美術館のスタッフを解雇してくれ、という手紙を書いたとか。

ソースはこちら

 Posted by at 11:05 AM