6月 252011
 

アメリカ人ブロガーJoerg Colbergのブログ、Conscientiousより。
*画像をクリックすると記事が見られます。

 

「世の中に写真集があふれていて、出版社からだけではなく個人からも写真集が日々うみだされているなかで、もちろん全部を見きれる人はいない。じゃあ、少なくとも、より多くの人がより多くの写真集にふれられるようにするにはどうすればいい?」という、他のブロガーの記事を読んだJoerg Colberg氏が、「見きれないほどの写真集の山から自分一人でいい作品をさがし出すより、おなじく写真集が好きな友人知人から、これも好きかもよ?と勧められた写真集のほうがいいものに出会える可能性が高いしはるかに楽しい」ということを言っています。

本でもCDでも、ジュンク堂書店やタワーレコードからあてもなく自分の好きそうな作品を探そうとするのは途方にくれますが、友達から「これいいよ」と教えられるのは、わくわくするし楽しいですよね。

Joerg Colberg氏は「そういったコミュニティや場所を、リアルライフやネット上に持つこと、あることが大事だし、国境関係なく広がればいい」と。

写真集を個人でたくさん所有するには、費用も場所もかさみますから、写真を撮るサークルだけでなく、写真集コミュニティが広がればいいですね。

 Posted by at 8:38 AM
6月 222011
 

Maria Anna Tappeiner 監督による、杉本博司さんのドキュメンタリー映像作品。「Dioramas(ジオラマ)」、「Theaters(劇場)」、「Seascapes(海景)」、「Architecture(建築)」など主要なシリーズの本人による解説や、撮影風景、NYのアトリエなど貴重な映像がたっぷりでおすすめです。

この動画は予告編ですがウーファー・アート・ドキュメンタリーよりDVDが販売されています。

For thirty years, Japanese photographer Hiroshi Sugimoto (b. 1948) has made a strong impact on contemporary photography. His minimalist black-and-white images, each exploring a different theme and created according to a precise protocol, are studies in silence, clarity and emptiness. Sugimoto, a resident of the United States since 1970, unites Far Eastern aesthetics with techniques and themes derived from Western modernity. Among his best-known series of photographs are Dioramas, animal scenes shot in natural history museums; Theaters, images of drive-ins and luxurious theatres of the 1920s converted into movie houses; Seascapes, poetic and minimalist evocations of marine landscapes;and Architecture, out-of-focus photographs of historically important buildings. Sugamoto’s works can be seen as meditations on time and space, presence and absence, reality and illusion. A major retrospective of his works is being held in Germany, Austria and Switzerland in 2007-2008. from Ufer! Art Documentary

 Posted by at 6:42 AM
6月 182011
 

Hiroshi Sugimoto: Lightning Fields 133, 2009
Photo: © Hiroshi Sugimoto, courtesy Fraenkel Gallery, San Francisco

 

杉本博司さんの「放電場(Lightning Field)」、乾燥する季節に8×10のシートフィルムをロードすると静電気がおきてフィルムがだめになってしまうことがよくあって、ただ現像してみた ところ面白い模様がついていて、それを自分で作ってみようと思った、とのことです。小さなアクシデントがこんな強度のある作品に生まれ変わるんですから面白いですね。

アメリカはサンフランシスコのFraenkel Galleryのサイトでたくさんの画像が見られます。

 Posted by at 9:49 AM
6月 052011
 

19世紀の肖像写真家といえばこの人、Nadar(ナダール)。1820年にパリの裕福な出版業者の家庭に生まれ、若い頃はジャーナリストとや風刺画家として活動。30代前半に写真館を開き、たくさんの著名人を撮影しました。背が高く大柄で赤髪に赤髭、スタジオの内装や看板も赤で統一。顧客を赤い服着てお出迎えしていたとか。派手ですねー。現代だったらDavid Lachapelle(デビッド・ラシャペル)みたいな写真撮ってたかもしれませんね。

セルフポートレート。髪は赤くヒゲも赤かった?

ナダールが撮影したポートレート Alexamdre Dumas(アレクサンドル・デュマ)、フランスの小説家です。

ポートレートに飽きたら?パリの下水道や墓地を撮影したり、気球に乗って世界初の空撮にも成功。1874年には自分のスタジオで印象派(モネやマネ、ルノアール、ドガなど参加)の展覧会を開いてます。昔の人はスケールでかい。

「ナダールは写真を芸術にした」このころから写真は芸術?という議論があったんですね。

(画像はWikipediaから)