10月 272011
 

ドイツの写真集出版社といえばSteidl(シュタイデル)。2011年10月現在で800冊以上の写真集を出版しています。

このシュタイデルが年に数回発行するカタログが、サイトからPDFファイルでダウンロードできるんです。

steidlのサイトのトップバーから「News」ページへ行き、上画像の右下部分「Get our catalogue」から過去のカタログすべて無料でダウンロードできます。

iPadとかタブレットで見ると、雑誌のように読めます。ぱらぱらと見てるだけでも楽しいです。

いくつか読んでみましょう。

 

これはRobert Frank(ロバート・フランク)の『Come Again』。フランクは1991年、5人の他のフォトグラファーと、ベイルート内戦により破壊された街を撮影するコミッションワークに参加。そのときの写真は別の本にまとめられたのですが、この本は、コミッションワークとは別にポラロイドで街を撮影していたものを20年のときを経てまとめたもの。しかし、写真がコピーのように見えますね。これは、オリジナルをベイルートに置いてきてしまったため、そのファックス画像を使用してつくっているからです。

フィルムメーカーJonas Mekas(ジョナス・メカス)の助手をしていたこともある、モントリオール出身、NY在住の写真家Robert Polidori(ロバート・ポリドリ)がハリケーンカトリーナの被災地を撮影した作品『After the Flood』。

Martin Munkascsi(マーティン・ムンカッチ)のモノグラフ。

4コマ漫画のように、セットアップした、いくつかの写真のシークエンスで作品をつくるアーティスト、Duane Michals(デュアン・マイケルズ)。このカラーでの作品集は気になりますね。もっと見てみたいです。

New Vision、ニュービジョン、にゅーびじょん、と、さまざまなアプローチで写真の新しい可能性を追求したbauhaus(バウハウス)のマイスターLaszlo Moholy-Nagy(ラースロー モホリ-ナジ)。この写真集は1930年代から1940年代にかけて撮影された、広告やポートレート、風景、抽象表現などのカラー写真が100点以上掲載されています。

1942年生まれ、1962年に東京からNYへわたり、500人以上のポートレートを画面いっぱいに配置した作品「One」で有名な、Ken Ohara(小原 健)は、作品がMoMAに展示された1974年以降も、ポートレート写真を使った作品作りを続けています。これはそのいくつかのプロジェクトをまとめた作品集。

簡単な説明といくつかの画像だけなので、気楽に見るのも楽しいのですが、ひとつひとつ説明を読んでいくと、たくさんのアーティストが時間をかけて作った作品の「重み」でかなりのボリューム感じます。

ひとつのカタログで50冊以上紹介されていますので、食べ過ぎに注意してください。

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 Posted by at 3:31 PM

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