11月 302011
 

Walker Evans(ウォーカー・エヴァンス)は1938年から1941年にかけて、NYの地下鉄で、カメラをジャケットの下に隠して乗客のポートレートを撮影しました。
Walker Evans took portrait pictures, without being noticed, on the subway in NW between 1938 and 1941.

New York, 1938-41

日本では1994年に、瀬戸正人さんがコンパクトカメラの「サイレンとモード」で、女性乗客のポートレートを撮影しました。
In 1994, Masato Seto shot female passengers from close distance using “silent mode” of compact camera on the train.

写真集は1996年にMoleより出版。
Published by Mole in 1996.

 Posted by at 8:09 AM
11月 292011
 

佐内正史さんのレーベル「対照」からDMがとどきました。2011年11月30日に、対照からの11冊目の写真集『パイロン』が発売されるそうです。
I got a direct mail from Masafumi Sanai’s label “Taisyo”. The 11th book from the label titled “Pairon”(I don’t know if the spell is right, it is a Japanese word that he made up?) will be released on Nov 30th, 2011.

判型:縦290mm 横257mm 頁数:64頁
印刷:プロセス4色 製本:糸縢並製本特製函入
限定:700部 エディションナンバー付
定価:3,800円 [税込3,990円]

 Posted by at 7:08 AM
11月 282011
 

 

これ重要だけど、全部好きなんだ。全部だよ。

けどどれか選ばなくてはいけないとすると、これか、まあこっちか、、3番目はこの魚のだな。。

彼(エグルストン)とは3時間話したんだ。小さなスタジオでね。彼の息子と娘が一緒にきたよ。とてもいい時間だった。

そして、息子のウィンストンが言った。「写真を撮りにいこうよ、デヴィッド。いくべきだよ」

それからみんなで外へでたんだ。彼はカメラを持ってなかった。息子が持っていた。

しばらくして、とある中庭についたとき、突然彼は息子が持っていたカメラをとって、「カシャ!」、「カシャ!」、少し場所をかえて、「カシャ!」とシャッターを切ったんだ。それだけだよ。

写真?よかったよ。ピンぼけだったけどね笑

 

11月 272011
 

Larry Clark(ラリー・クラーク)『Tulsa(タルサ)』。

表紙見たことあるだけで知ったような気になっていたので、あらためて読んでみました。
Larry Clark “Tulsa”, I knew it’s a masterpiece, but didn’t know much about the book. So I read through.

まず、撮影期間は1963年から1971年。ケネディ暗殺、ベトナム戦争、アポロ月面着陸、そんな時代です。
Photo was taken between 1963 and 1971. Assassination of John F. Kennedy, Vietnam war, Apollo 11 landed on the moon, yes, wild social conditions.

場所はラリー・クラークのホームタウンでもある、オクラホマ州タルサ。アメリカの中央より少し南、テキサスの北にあります。
As the title says, the scene is in Tulsa, Oklahoma which is the photographer’s hometown.

タルサはオクラホマ州の中で2番目に大きな都市。大都市でもないけど田舎でもない、そんなところです。
Tulsa is the second largest city in the state. It is not a big city, nor small town.

宗教はプロテスタントが大部分を占め、ネイティブ・アメリカン保留地が多くある、そんなところです。
Most of people are protestant, and there are many Native American Territories in the state.

表紙。

この文章から写真集がはじまります。
It starts from these sentences.

i was born in tulsa oklahoma in 1943, when i was sixteen i started shooting amphetamine. i shot with my friends everyday for three years and the left town but i’ve gone back through the years. once the needle goes in it never comes out.
L.C.

(1943年オクラホマ州タルサに生まれた。16のときにドラッグをはじめ、3年間仲間と毎日ドラッグを打ったあげく町を出たが、何年か経ってまた町へ戻った。注射針をいちど入れちまうともう抜け出せないんだ。L.C.)

最後のL.C.は、もちろんLaryy Clarkのことですが、イニシャル表記になっています。この文章から、ラリー・クラークがドラッグ漬けの若者を外からドキュメントしたという作品ではなく、自身もそういう生活を彼らとともにした当事者のドキュメンタリーだということが分かります。
Obviously, L.C. stands for “Larry Clark” but he chose to put only his initials on it. This sentence tells you that this is not a documentary by someone from outside but the photographer was actually spent decadent life with these folks.

まずは1963年の写真です。
Photos taken in 1963.

登場人物はたくさんでてきますが、この二人だけ名前を知ることができます。david roperとbilly mann。billy mannは表紙の男です。
We can know only these two people’s name. david roper and billy mann, the cover boy.

1963年の写真。林の中で猟りをするdavid roper、家にはキリストの絵。彼らがどのようにドラッグにはまっていったのか、その過程はわかりませんが、次のシーンからは悲劇です。
In 1963, david roper enjoys hunting in the woods. Jesus Christ on the wall. Never ending tragedy starts.

そして5年後の1968年。

ここで2つのキャプション。左ページに、
「death is more perfect than life(死は生より完全である)」

右ページのbilly mannのポートレートの下には
「dead 1970 (1970年 死亡)」

accidental gunshot wound(銃の誤発砲で負傷)

妊婦がドラッグ。

棺桶の中の赤ん坊。

繰り返し。

裏表紙の白抜きの部分は、この写真集が出版された1971年に、新聞(Detroit Free Press)に掲載されたレビュー記事。タイトルは「A Devastating Portrait Of An American Tragedy(アメリカの悲劇の衝撃的な肖像)」。
Review by Detroit Free Press, when this book was published in 1971, is on the back cover titled “A Devastating Portrait Of An American Tragedy”.

【Larry Clarkの本】
Larry Clark / Tulsa
初版は1971年刊。こういう名作がきちんとリイシューされ続けているのはありがたいですね。
Larry Clark / Kids
ハーモニー・コリン脚本、ラリー・クラーク監督の映画「キッズ」のスチル。

 Posted by at 3:27 PM
11月 262011
 

Walker Evans(ウォーカー・エヴァンス)は1938年から1941年にかけて、NYの地下鉄で、カメラをジャケットの下に隠して乗客のポートレートを撮影しました。

Walker Evans took portrait pictures, without being noticed by the subjects, on the subway in NW between 1938 and 1941.

New York, 1938-41

日本では1963年から1972年にかけて、荒木経惟さんが東京の地下鉄の車内を撮影しました。

In 1963, Nobuyoshi Araki, started to do the same thing in Tokyo (He did not know Evans’s project at the time). He continued shooting people on the subway until 1971.

ポートレートの他にも、車内の様子や

Not only portrait, but he also caotured the whole,

こんなショットも。

and even this.

こんなアングルや

Angled shot,

満員電車でも。

Even in packed vehicle.

クローズアップ。

Close up.

9年間でいろいろな写真撮りためていた荒木さんですが、この地下鉄シリーズをはじめた後にウォーカー・エヴァンスの作品を知り、写真集へまとめることを見送りました。

He was experimenting using many types of cameras during the period. After he started this series, he came across Evans’s “Many are Called”, which stopped him to make a photo book at that time.

そしてようやく2005年に『Subway Love』として写真集にまとめられました。

This series, titled “Subway Love”, finally published in 2005.

“Subway Love” on Amazon.co.jp

 Posted by at 5:44 PM