11月 292012
 

写真家のサイト探検したいですか?

photolinks がおすすめです。

There is no border in internet world but language barrier.

That’s why we Japanese can hide from Western world.  But I can give you today a big list of Japanese photographers. It includes all kinds, which makes it difficult to find what you want. It’s like traveling abroad without a guidebook. Enjoy.

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 Posted by at 6:20 PM
11月 282012
 

ドイツ人のアーティスト、Hans-Peter Feldmann(ハンス-ピーター・フェルドマン)はカメラで写真を撮らずに写真集をつくりました。

Hans-Peter Feldmann made a photobook without camera.

とにかく集めます。

He collects.

とにかく並べます。

He juxtaposes.

キャプションはなしです。

No caption.

大きなイベント、小さな出来事、関係ありません。

He does not care if it’s a big event of small things.

そこには写真があるだけ。

They are just photographs.

ファウンド・フォトっていいます。

They are found photographs.

ハンス-ピーター・フェルドマンでした。

By Hans-Peter Feldmann

キャプションや日付を廃したフェルドマンの編集は、写真をその機能や歴史から開放し、何の脈略もなく隣り合っている写真画像同士の関係から、何かを考えさせるのである。20世紀に過剰に供給された大衆的写真画像に対する、フェルドマンのこの非階層的な視点は、私たちがいかに主観的かつ無意識的に写真を解釈しているかを気づかせてくれる。(シャーロット・コットン『現代写真論』)

Without captions or dates, the experience of Feldmann’s sequences is of viewing photographs free of  function and history, a context-less context, dependent on the triggering of thought processes through the relations between images within the sequence. The experience of looking at Feldmann’s non-hierarchical approach to photographic imagery – drawn from the glut of vernacular and popular imagery of the twentieth-century – is highly effective in reminding us how subjectively and subconsciously we interpret photographs. (Charlotte Cotton, Photography as Contemporary Art)

【関連する本】
- Hans Peter Feldman Voyeur コンパクトなサイズにファウンド・フォトがぎっしりつまった一冊。
- シャーロット・コットン『現代写真論』 現代の写真がわかる一冊。

 Posted by at 10:56 PM
11月 202012
 

Lost in Publicationsは、1人の写真家にフォーカスした記事をアップしている写真サイト。

Lost in Publications is the website that is “trying to bring structure to the immense amount of photo publications. Each page presents another photographer and his/her work.”

過去に取り上げられた作家は、Alec Soth(アレック・ソス)や川内倫子さん、Rineke Dijkstra(リネケ・ダイクストラ)など。

あるひとつの作品だけでなく複数のシリーズをまとめて見られるので、その写真家のメッセージがより分かりやすく伝わってきます。

記事はすべて英語ですが、画像や動画が充実しているので一見の価値ありです。。

Showing several series of works of the photographer makes us easier to understand what the artist is trying to say.

There are many images and videos on the site.

Enjoy Lost in Publications

 Posted by at 6:39 PM
11月 152012
 

写真雑誌『IMA』での連載「フォトブックスタディーズ」に関わっています。

『IMA』は内容盛りだくさんな雑誌なのですが、ぜひ「フォトブックスタディーズ」もチェックしてみてください。

第1回目はホンマさんの写真集『東京郊外』を軸に、人工的な風景・郊外をスタディーしました。

似たような写真集や、写真集が出版されたときの時代背景、影響を受けた(与えた)作品などを知ることで、写真集を見ることがもっと楽しくなりますね。みなさんもどんどん掘り下げてみてください。

記事には掲載できなかったスタディーをこのブログで紹介したいと思います。

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郊外を開発した男 ウィリアム・レヴィット

空から見たレヴィットタウン

ウィリアム・レヴィットは日本ではあまり知名度は高くないですが、アメリカでは「モダン・サバービアの父」と呼ばれ、20世紀のアメリカにおいて、ヘンリー・フォードと同じくらい重要な人物だともいわれています。

第2次世界大戦と軍人用住宅

レヴィットは第2次世界大戦中、入隊した海軍で設備隊の一員として働きます。そこでは、さまざまな軍事用施設や住宅を低コストで短期間のうちに大量に建設する必要に迫られます。しかし、はじめは全くうまくいきません。職人のスキルはばらばらで、モチベーションも高くなく、レヴィットはどうすれば効率よく建設できるのか試行錯誤したのち、ある方法にたどりつきました。

早く、安く、上手く

レヴィットは作業の工程を細かく区切り、グループ分けした職人たちに決まった工程だけを担当させました。作業員は全工程を覚える必要がなく同じ作業に集中できることで、ミスも減り、熟練した職人でなくてもうまく作業が進むようになりました。また作業の効率が格段にあがったことで、コストも安くなりました。

ジャガイモ畑に町を

効率よい住宅建設のノウハウを得たレヴィットは、戦争が終わったあとに民間人にもどる軍人が住むための家が大量に必要になるはずだと予想していました。そこでニューヨーク州ロングアイランドの広大な農地を購入し、住宅だけでなく、学校や病院、商店などをもつ郊外コミュニティをつくることを決意します。それを彼はレヴィットタウンと名付けました。

同じかたちの家が並ぶレヴィットタウン

アメリカン・ドリーム

1950年代のアメリカで、高速道路網の発達や、車の大量生産、建築基準の規制緩和などの時代の波ともシンクロし、ニューヨーク郊外につくられたレヴィットタウンは大成功をおさめます。その後、同じスタイルのレヴィットタウンがアメリカ中に広がっていくことになります。

日本も郊外

レヴィットタウンをお手本にアメリカ中に広がった「郊外」は、海をこえて、1970年代には日本にもやってきます。戦後に田園都市線沿線を開発した東急不動産は、ウィリアム・レヴィットの会社、レヴィット・アンド・サンズ社と、短い間でしたが提携をしていました*1。レヴィットタウンは日本の郊外にも影響を与えたんです。

コカ・コーラやマクドナルドだけでなく、「郊外」というライフスタイルも、アメリカからやってきたものの一つだったんですね。

Takashi Homma, Boy-4, Sagamiono, Kanagawa, from Tokyo Suburbia

スタディーは続きます。

【関連する本】
デイヴィッド ハルバースタム『ザ・フィフティーズ〈第1部〉1950年代アメリカの光と影』 レヴィットタウン、ディスカウントストア、マクドナルド、キンゼー・レポートなど1950年代のアメリカがぎっしり。第3部まであります。
- 三浦展『「家族」と「幸福」の戦後史』 副題は「郊外の夢と現実」。レヴィットタウンについては、第3章の「レヴィットタウンとアメリカの夢」に書かれています。日本の郊外に関しても詳しいです。

 

 Posted by at 6:50 PM