アメリカ人の写真家William Eggleston(ウィリアム・エグルストン)が訴えられました。
This article is for Japanese readers. You can read the articles about lawsuit against William Egglston linked at the bottom of this post.

有名な三輪車の写真 1976年
誰から訴えられたの?
エグルストンの作品のコレクターであるJonathan Sobel(ジョナサンさん)。
どうして訴えられたの?
エグルストンが、昔のネガから大判のデジタルプリントを制作しオークションで販売したことで、ジョナサンさんが、自分が所有するオリジナルプリントの価値が下がったと主張したため。
もう少し詳しく
ジョナサンさんはエグルストンの作品をコレクションしていました。1970年代から80年代の作品を200点くらい集めたそうです。オリジナルプリントは、40cm x 50cmほどのプリントでした。今回新たにつくられたデジタルプリントは、約110cm x 150cmもある大きな作品です。ジョナサンさんは、自分が持っているオリジナルプリントと同じ写真のデジタルプリントがつくられ、そしてそれがとても高く売れたことで、自分のコレクションの資産価値が下がってしまったとして、エグルストンを相手に訴訟を起こしたのです。一方エグルストン側の弁護士は、「それがたとえ昔の作品を大きくしたものだとしても、アーティストは新しいメディアを使って作品をつくる権利を持っている。」と言っています。
もちろんオークションに出品された新しい作品は、オリジナルプリントのような貴重なダイ・トランスファー・プリントではなく、作ろうと思えば何枚でも作ることができるデジタルプリントであることが明確にされていました。そのデジタルプリントに大きな価値を与えているのは「エディション」というしばりです(出品されたデジタルプリントのエディションは2でした)。そして購入者はそれを承知で何千万円もするプリントを購入したのです。
今後、アップデートがあれば更新したいと思います。
海外のブログなどで話題になっていますので興味のある方はこちらをどうぞ。
http://blogs.reuters.com/felix-salmon/2012/04/06/why-is-jonathan-sobel-suing-william-eggleston/









